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先月、福島県・茨城県で産業技術総合研究所が開催した地質調査研修に参加しました。

今回の研修テーマは、地質図を作成するために必要な、露頭での調査技術や、岩石識別方法の習得で、直接目で見ることが出来ない地面奥深くの構造を、地表面に現れた「僅かな一部分」から「推定」していくという手法を学びました。

普段、我々は極々表層の「土」を対象とした調査・試験を行っており、その下部にある「岩石」について学ぶ今回の研修内容が、直ちに我々の業務で活かせるわけではありません。

しかし、体系的な知識習得もさることながら、直接見ることが出来ない地面の中の構造や性質を、限られた証拠から「推定」していくという考え方は、我々の普段の業務と全く同じであり、今回の研修で「推定方法」の引き出しが増えたと感じております。

今後の調査解析業務に活かしていきたいと思います。

↑写真は砂岩の破片にたくさん入っている貝の化石です。化石も、その地層が堆積した当時の環境を

「推定」するための手がかりのひとつ。

 

↑ 指先程の大きさの貝の化石の跡

 

↑ 砂岩中に形成されたノジュール

 

文責:株式会社ブラウンワーク 大泉研

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株式会社ブラウンワーク  大泉です。

どなたでも参加できるそうなので、参加予定のシンポジウムの紹介です。

( 申込は、2021年5月31日まで)

■ 自然災害における宅地被害の救済と予防を考える 

2021年6月3日(木曜日)17:30~20:00 オンライン開催

https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2021/210603.html

 

寺田虎彦が言ったとされる、「天災は忘れた頃にやってくる。」という言葉は誰しもが、耳にしたことがあると思います。

私は、このような内容について思いをめぐらせる時に、いつも思い出す言葉です。

人の心理と防災科学の本質をついた言葉で、私は寺田の「名言」と聞いたとき、妙に納得しました。

昨今、気象予報や地震予知の技術がいくら進化しようと、自然災害への不安はくりかえし語られています。

そして、残念な事にその不安が消える事はありません。
弊社は、宅地内の地盤調査をお引き受けする事が多く、様々な条件の「宅地」というものに

関わらせて頂いている業務の中で、建築を行う上での地盤の安定的条件と、

不動産的価値が、必ずとも一致していない状況を、肌で感じます。

こうして、災害が繰り返される状況の理由や、宅地問題への視点がを学びたいというのが、参加の理由です。

今回のセミナーの内容や問題は、地形、地質、土質、土木、建築、といった狭い専門分野だけではなく,

行政や土地取引の窓口の現場で、本質を議論して、検討するべき課題なのではないかと、個人的には感じております。

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「地震からわが子を守る 防災の本 」  国崎信江 著

 

東日本大震災から今月で8年。

震災関連の報道を目にする機会も多く、日頃からの防災対策について、

もっと意識を高めていかなければとの思いになります。

 

今月、ご紹介させて頂く本は、2児の母が書いた震災対策の本です。

 

「安全な家具の配置方法」「子どもの防災意識を高める方法」といった事前の備えに加え、

被災時に妊婦さんや幼い子どもを抱えたお母さんが取るべき行動等、

母親の目線で大地震から家族を守る方法が綴られています。

 

その中の「自宅を安全にする方法」の一つとして、

著者は「地盤」についても触れており、

自宅が建つ場所の地盤を知ることは防災上とても重要な事だとして、

地盤情報の調べ方などを紹介しています。

 

私たちが携わる地盤調査という仕事の本質は、調査データや周辺情報を通じて、

建築予定地の地盤の現状を明らかにすることです。

 

その地盤情報をもとに、建築物の設計を行う設計者様に分かりやすくお伝えすることが、

お施主様や、そのご家族が安全に暮していただく為に重要な事であると、

この本を読んで再認識致しました。

 

 

 

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私どもが所属しております、NPO法人 住宅地盤品質協会が発行している協会誌

「住品協だより」の最新号が届きました。

住宅地盤に関する技術的な報告や、地盤に関する読み物などが掲載されています。

 

その中でも、毎号大変興味深く読まさせていただいているのが、

連載コーナー「Thinking 住宅地盤 -住宅地盤をどう捉えるか-」です。

 

住宅に関わる関係者のみなさまが、毎号交代で

住宅地盤についての経験談や考え方を、専門家としての視点で綴られており、

大変読み応えがあります。

 

地盤工学は経験工学だという事はよく言われますが、

土木や建築の地盤分野について、経験や勘所などを共有できる

機関紙は大変貴重な情報源です。

 

どなたでも、電子ブック形式でバックナンバーを読むことができるそうです。
興味がございましたら、こちらからご覧頂けます。

 

NPO法人住宅地盤品質協会 HP

https://www.juhinkyo.jp/books/brochure/

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新しい年が始まり、月半ばも過ぎました。

本年も宜しくお願い致します。

 

弊社事務所の一角に、建築基礎や地盤についての書籍、建築や自然環境に関する本や

専門誌、また災害などによる地盤に関する新聞記事などを集めた小さなスペースを設置中です。

 

今年は、その蔵書の中から、今月の1冊と題して、建築や土木などに関する

書籍などを紹介していく試みを始めます。

 

私ども個人の視点ではございますが、地盤や防災の情報、心にとまった建築に関する        

色々な情報を発信することで、みなさまの発想のお役に立てるような

地盤調査会社を目指します。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

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